ゆめ

火事と新幹線と路線バスとお姉ちゃん ゆめ

火事と新幹線と路線バスとお姉ちゃん

気付いたら、火事。実家にとても似ている家の中で、家族や親類も皆居て右往左往している。お向かいの白い家は既に火だるまで、カーテンのない窓から暗い家の中には誰も居ない事がわかる。 その両隣、うちの両隣、そして母屋にも火の手が回ってくる。家の中の人たちは(うちにはこんなにたくさん親類はいないけど)皆、外に 
バレーの試合のハーフタイムショウ ゆめ

バレーの試合のハーフタイムショウ

うちのクラスの女子は、隣のクラスの女子と仲がめちゃくちゃ悪い。事ある毎に小競り合いを繰り返してたある日、何らかの諍いが収まりつかず、クラス対抗でバレーボールの試合をすることになった。 (さらに…) 
鮮やかな ゆめ

鮮やかな

色彩だけがただぐるぐるとうねる夢を視た。視界いっぱいに、好きな色ばかりでなく、単色だったり複色あったり。時には立体的なような、そうでもないような。所詮奥行きを捉えてるのは脳みそなので、夢での立体感とかあまりあてにならない気もするけど。色もおいらが見て知っている色ばかりなんだろうけど。ただぐるぐるぐる 
べったりと。 ゆめ

べったりと。

実家の近所に似た道の上。一段上がった畑の手前の路肩に、事故で亡くなった中学の同級生のために造られた小さな塚と、両脇には鉄の花瓶に活けられた切り花。 風が吹いて花瓶が倒れ、夜の道路で車に轢かれた真っ白いオリエンタル・リリー。おしべを落としていなくて、当たりはえんじ色の花粉だらけ。その花粉も何台もの車に 
森を抜けるとそこは ゆめ

森を抜けるとそこは

贔屓にしてるバンドがちょっと変わった場所で行われるイベントに出演するというので、そのバンドを教えてくれたバンドマンの彼とふたりでお出かけ。電車をいくつか乗り継いで、けっこうな田舎にやって来た。 しばらく歩き森の一本道に入ると彼は私の背中に張りついて、私が照れながら「あー、ちょっと楽しようとしてるでし 
レコーディング ゆめ

レコーディング

友達(まったく音楽関係ではない女の子)が歌録りをするので、一緒に来てくれと言われ付き合うことになった。連れられて着いたスタジオはレコーディングスタジオというよりはラジオ局のスタジオのようで、灰色の事務机が4つ田の字に並んでいて天井からマイクがぶら下がっていた。左の机に彼女が着席し、請われるままにその 
風呂とロック ゆめ

風呂とロック

今日は弾き語りイベントを観に、革の上下を着てライヴハウスへ♪ フロアは古木で出来た長椅子20ばかりがやんわりとステージを囲むように置かれてて、お客さんはさほど居なかったような…ドリンクカウンターは賑わってたから、そーでもないかな?このハコはステージのほぼ真横に木製の浴槽が設えてあって、お客さんは入浴