パーティをはじめよう

ツイッタのリプライでのやり取りノリでか何なのか、自宅に親しい人達を招いてパーティをすることになった。

よくライヴハウスで顔を合わせる連中を中心に、数人~せいぜい多くても10人程度来るかな、ゴハン作っておもてなししよう♪何を作るかは出席者の顔を見てから決めよう。と、人数把握のために仕事から一旦帰宅してみると、ちょっとビックリする程の人数が既に来ていた。

うちのマンションはレトロなビルの6Fにあって、玄関入って半階上がるとリビング、もう半階上がると書斎、もう半階上がって寝室。という造りになってたんだけど、白くて無機質なまるでバブルの頃のカフェバーみたいなだだっ広いリビングにまず数十人。書斎には、PCでYouTubeに夢中になってるのと、壁一面に並べてあるコミックスを読みふけってるのが10数人(この中に、このパーティのリプライを飛ばし合ってた相手がいた)、寝室へ上がると女子たちが数名、キングサイズのベッドの上でパジャマパーティよろしく盛り上がってた。

書斎から寝室へ移動する途中の廊下で、先日1度だけ観た某バンドの方と思しき男性が居て(あれ、あの人面識ないのに…)と訝しがったけど、そう言えばリビングに某イベンターさんが居たな、彼が連れてきたのかしらと思い直す。あちこちで談笑・飲食・その他繰り広げていて、既に宴もたけなわといった様子。

(えー、どうしよう、こんな人数のゴハンなんて作ったことないし、作るとしても朝までかかってしまう)と考えあぐね、とりあえず買い物に出ようとしたら玄関前でほか弁のようなものを食べていた革ジャンでロックな兄ちゃんたちが数名。彼らも知らない人たちだけど、うちのパーティに来たようだし、だったら家の中には入れとかないと近隣の住民の迷惑になるなーと思って「出席者の人数把握したいんで一旦中に入ってもらっていい?」と言い捨てて、再度家の中へ。

紙とペンは書斎だよなー、とリビングを通り抜けようとした時、某イベンターさんに声をかけた。あのー、あなたの地元から人連れてきてます?と尋ねると彼は口の端だけでニヤッと笑い「うん」と元気に言って、隣に居た彼女らしき女性と密談。
# 実際のこの方はこんな笑い方しない、と思う…よく知らないけど。
# てゆーか勝手に夢に登場させちゃってゴメンナサイ(笑)

とにかく一番上の部屋から順に、名前と(バンドマンなら)バンド名を片っ端から訊いて書き留めよう。それにしても知らない人多いな、誰が連れてきたの…と、出席者名簿を作り始めようとしたらある女性から、共通の知り合いの女性について「彼女も来たけど人の多さにたじろいで屋上に行ってるよ」と言われる。屋上には貸しテニスコートがあるだけなので、そこへ行ったのかしら?彼女、テニスなんて出来るのか…一旦屋上へ向かう。

再び玄関から出てエレベータへ乗り屋上へ。案の定、人見知りの彼女はテニスコートに居た。中に入るだけで入場料を取られるので、外から様子を伺う。彼女は大声で電話している。相手は例の彼だろうか?『うん、だからパーティ来たんだけどあまりにも人が多くて知り合いも少ないし、ちょっと抜けてテニスしてるから~云々』といったような内容。んー、声かけずしたいようにさせといたほうが良いかしら?久しぶりだから会いたかったんだけど…

再び部屋へ戻る。屋上から1度1Fへ降り、別のエレベータに乗り換える。エントランスにはまた別の知り合いが数人、やっぱりうちのパーティへ来るつもりで集まっていた。(えー、まだ増えるの…)と思いながらエレベータを待つ。到着したエレベータには、仲の良い友達カップルが座り込んでいちゃいちゃしていた。彼ら、何往復もエレベータの中にいたようだ。

あぁこれは絶対明日以降マンションの管理組合に怒られるなぁ…