井沢ブラザーズ
2000/01/01
ある日の夕方、あたしは家で国営放送の地域紹介番組を観てました。どっかの小学校にリポーターが行ってまして、スタジオの女子アナとやり取りしてます。
そのコーナーに、ゲストでリコーダーデュオの井沢ブラザーズってのが出て来まして、兄がアルトリコーダー担当の井沢ブライト、弟がソプラノリコーダー担当の井沢コブライトと名乗っておりました。
デニムのオーバーオールにピンポンパン帽という衣装で、兄ブライトはどことなくホンジャマカの石ちゃん似、弟の方は浅草キッドの水道橋博士もしくは中川家の兄の方に似ています。
リポーターさんが2人にインタビューをしています。それによると、この2人の師匠はあたしでも知ってるような高名な落語家さんで、芸名もその人が付けたんだそうです。何でもリコーダー演奏をもっとメジャーにしたいとかで、あえて芸人さんの事務所に所属して、寄席やら営業やらやっているとか。そう言う方達だけあって、なかなか話も(国営放送的な)ダジャレとか織り交ぜつつ、おもしろおかしく(国営放送的に)進んでいます。
「それではお2人に演奏していただきましょう」とリポーターさんが言い、スタジオの女子アナの笑顔が抜かれ、井沢ブラザーズの演奏が始まった所で目が覚めました。